早稲田大学演劇博物館とフラッシュバック
早稲田大学演劇博物館まで、
勿論、観る。野外で観るという機会が滅多にないので、
とても新鮮であったし、素の2人の姿も垣間見れた。
早稲田大学は自分の憧れの大学で、どうしてもどうしても入りたく、
自分は2浪している。それでも、恥ずかしながら、見事受からず、
その受からなかった事実がコンプレックスとなり、
早稲田大学生をみると、俯いてしまう自分がおりました。
早稲田大学生や出身者の方と接すると、自分の劣等感と
羨望さと嫉妬が混ざったどす黒い感情が
満月のように心にはっきり浮かんでくるので、
早稲田大学生の人と目をあわせられなくて、
病んだ時期が数年続いたなあ、と。
久しぶりに早稲田大学に来てみても、
自分の番号がなかったあの日が、今も鮮やかに蘇ってくる。
もう何年もたつというのに、新鮮野菜のような新鮮記憶である。
もう、新鮮さを失ってもいいのだが、しゃきしゃきしておる記憶がバンッ。
能、狂言の展示室。お面を体験しようのコーナー発見。
カメラマーク禁止ではなかったので、ここで1枚。
能のお面は、ぐんぐんテンションがあがりますな。
剣術、能、歌舞伎、祭り、人形浄瑠璃、
日本の伝統的な文化や美学に触れると、
最高で〜す、と、叫びたくなる。
忘れることなく、いつまでも触れていたい。
10代の頃に憧れ、20代の頃も憧れていた大学は、
やはり、今となっても、自分の中では憧れのままであるようだ。
もっともっと、まだまだ
勉強しようと誓う日であった。
今日は髪型から惚れた落語家「春風亭百栄」さん。
バナナマン日村さんのような、きのこ型パッツン前髪よ。
話し方も独特で、いちど聴いたらやみつきになる。
そして、今日は気分的に演歌で、
この長山洋子さんの「捨てられて」は、メロディーの切なさと、
手のフリが絶品で、よく真似をしていた。
しかし、これは綺麗な人が歌って、
さりげない手のフリを「でもね」に
あわせるからこそいいんだよなあ、と、
なんか、真似をしているうちに
虚しくなった。
長山洋子さんの着る着物はいつも素敵なので、
ついつい観てしまう。
うなじから、常にいい香りがしそうな妄想を抱きつつ、
今日は、演歌と落語で。