鈴本演芸場まで猛ダッシュする日
習い事が急遽休みになった。
あいた時間を持て余していたので、
落語に行こうと思い立ち、適当に演芸場を調べてみたところ、
鈴本演芸場で柳家喬太郎さんの「笑えない喬太郎」という演目を発見。
しかも楽日、最終日だ。
時間をみると、18時は既にまわっていたが、
喬太郎さんは20時過ぎの出番で、今から行けば間に合うかもしれないと、
気持ちが、わくわく、はたして当日のチケットがあるのだろうか、
という不安さも抱きつつ、ええい、ままよ!
とりあえず、財布と本だけ持ちダッシュで家をでた。
鈴本演芸場は行ったことがなく、上野広小路で降りると近そうだったので、駅で鈴本演芸場までの地図を確認。
確認すると、駅からは近い場所にあることがわかり、
更にダッシュ、ふう、よく走る日だ。
初めての鈴本演芸場にどきどきしつつ
席はまだ座れるとのことだったので、無事中に入れたが、
席は満席に近い状態であった。
喬太郎さんの話の世界に入りすぎてしまい、
話にはいりこむと、拍手というのは、すぐに出来ないものだということに
気がつく。終わった後に、緞帳がおりるまでは自分は現実に戻れない。
話の中の登場人物が、まだ自分の頭の
片隅にうごめいている感覚。
この感動は自分の中で消化せねば。
来てよかったよかった。
孤独のグルメの真似をして、先日、ようちゃんと、
2人のグルメ、というのを開催した。
どこの駅で何を食べるかということを、
携帯で、前もって絶対に調べず、直感だけで動いてみようという形。
とりあえず、駅に行ってから、何線乗りたい?何駅にする?
という会話から始まり、駅名をみて、2人の感覚で「京橋」に決まった。
京橋は行ったことがなかったので、なんとなく、いいかなあと。
京橋に降り立ち、店らしきものを探し、候補1候補2と決めていく。
酒を飲まない2人なので、呑み屋関連は候補にはあげないのだが、
京橋で、呑み屋ではないところというと、やはり、どうしても、限られる。
そこで、目に止まったのは、スープカレー屋さんであった。
大大正解といういうくらいに美味しいスープカレーで、
2人のグルメは大成功したのであった。
京橋のサンクス。なんか、いい。漠然といい。
京橋だけに気のせいか歌舞伎っぽい。気のせいかもね。