神楽坂からのベイブルース
雨が降ってしまった。
途中から大降りになった雨で、見事濡れたが、
そんな中、神楽坂探索を、ついちゃんと行う。
雨女というものが本当にあらば、この雨効果は、
まがう事なく、ついちゃんであろう。
神楽坂の「キイトス茶房」にて、キーマカレーを食す。
本がたくさんある素敵な店だ。
外は雨と寒さ故、ひたすら、のんびりとこの茶房で過ごす。
神楽坂の後は、新宿へ移動し、「ベイブルース」という映画を観た。
ベイブルースという漫才師の存在は、存じ上げなかったのだが、
この映画を観てから、気になり調べてしまった。
ベイブルースの河本さんは、26歳の誕生日を迎える前に亡くなられ、
そんな若さで、亡くなってしまうなんて、残酷だ。
漫才に対して、漫才をする事に対し、
ストイックな方だったのだろうという事が伝わってきた。
自分なんかは、何事も楽しくもっと楽にやっちゃえばいいのに、という
ストイックのかけらもない正反対の性格なので、
色々考えさせられる部分が多かった。
好きな俳優、木下ほうかさんが出ていたなあ。嬉し。
本日は偶然にも、ついちゃんと、黄色い靴がかぶってしまい、
お互い、真似すんなよ、と言い合っていたわけだが、
なかなか黄色い靴を選んで履く人をみたことがないので、
なんだか、おかしかった。
ベイブルースの、河本さんと高山さんの仲を映画で観た後で、
自分と、ついちゃんの仲を考えたりすると、
やはり、友達はいいものだ、と、すこし、臭い台詞すら
本日はちょっと言ってしまいそうだが、
臭いものに蓋せず、開けたままの日もあってよかろう。
いい休日であった、と、
ぶりっこしながら言っているのである。
関係ないが、電車内の広告の何かの雑誌の見出しのタイトルに、
「オバマに必要なチェンジ」というタイトルを、
おかしなもんだと思っていたが、おかしいのは自分の頭のようだ。