振り向けば新潟
好きなアーティストのディナーショーに行く日が来るとは、
若い頃は思いもよらなかった。
ディナーショーといえば、お金に余裕があり、おおいに着飾った
紳士や婦人たちが美味しいご飯を食べたり、飲酒をし、
そこで、好きな歌手のショーをみるという贅沢な空間で、
縁遠い世界すぎるイメージを抱いていた。
しかし、ここ数年、ディナーショーなるものに、
行き慣れてしまうという、まさかの予想もつかない現実。
ディナーショー舞台は、わが故郷新潟の某ホテル。
ロビーの演出が素敵であった。
調子のり。
純烈ディナーショー。
動画撮影は禁止だけど、写真撮影は許可ありという
有り難い状態の中、撮影より実物の瞬間瞬間を記憶にとどめたいため、
少しだけ撮る、けど、ぼけてしまった。
もっといい写真は自分の携帯の中のみにとどめる。
いつもディナーショーに来るたびに、自分が来れるのは、
これが最後かもしれないと思いながら来るのだが、
楽し過ぎるので、最後になどしたくない、と自分の中で葛藤。
素敵な方達でございます。
ホテルで一泊し、そのままおばあちゃんの家に行き、
施設にいるおばあちゃんに会いに行く。
笑顔のおばあちゃんに会えた。
私の名前を思い出してくれなくてもいいから、
おばあちゃんの笑顔をみれるだけで、幸せだ。
帰り道、
東京行きの新幹線、外は既に夜。
楽しい記憶とともに、
無性にセンチメンタルになる要因は、
夜景のネオンたち。
東京につけば、また現実に戻るのだ。
頑張ろう。