フラミンゴ散歩
フラミンゴのような長い足とは真逆の足で、四谷三丁目を散歩。
四谷怪談のお岩さまの寺「陽運寺」に行く。
平日なので、人も少なく、境内には、
自分だけしかいない時間もあり、贅沢な時を独占。
風が気持ちがよく、寺の中のベンチでゆっくり一休み。
平日休みはこれだから絶品。
昼は、通りかかった蕎麦屋の暖簾が気になり、ふらりとその店にはいる。
カツ丼を食べる予定が、メニューをみた途端に天婦羅蕎麦に心変わり。
落語の「ときそば」を真似て、爆音的に大きな音を出して
蕎麦をすすりたいものだが、どうもね、そこまでは、出来ぬよ。
四谷三丁目が面白く、まだまだ散策のしがいあり故、また今度。
夜は、つまらんホラー映画を観てしまい、消化不良だ。
ラストが予測できてしまい、案の定、予想どおりの結末。
消化不良を補うべく、再び、孤独のグルメを観る。
そして、カツ丼がでてくるシーンをみて、
ああ、やはり、今日はカツ丼にすれば良かった、と独り言。
桂枝雀 Shijaku Katsura 皿屋敷 落語 Rakugo
四谷怪談と皿屋敷は全く異なるものの、
最初に、それぞれの話を聞いた時は、子供心に、
何とも言えないおどろおどろした恐怖を感じたものであった。
本当、トイレに独りで行けなかった記憶がある。
しかし、枝雀さんの皿屋敷には、
可愛さと抱腹絶倒するほどの面白さしか感じぬ。
だからこそ好きだ。