泥人形の会
以前、千駄ヶ谷を徘徊していた際に、
「泥人形」という、名前の喫茶店を発見した。
ん?レストランなのだろうか、いや、喫茶店だよね、
という、クエスチョンマークを抱きつつ。
その発見時から、気になって気になって仕方なかったが、
本日、泥人形に、やっと行ってきた。
このパンチのある字。ネーミングがたまらない。
地下の階段を降りて行くと、泥人形の世界が広がる。
店内は、昭和臭漂う様子で、とても落ち着いている。
決して平成ではない。この場所に、平成は、遠くなりにけり。
パスタ、ピラフ、ケーキ、フロート、スカッシュ、コーヒー、ティー
このメニューの喫茶店定番メンツたちよ、
さて、どれを選ぼうか、頭内で、この物たちが競いあう。
マロンケーキ、コーヒー、高菜パスタ、レモンジュース、
これに決定。
落ち着きすぎて、気がつくと、あれもこれも、追加で頼んでいた。
まるで、孤独のグルメの五郎さんみたいだ、な、と、勝手に、にやにや。
口コミにも、でていた店ではあるが、口コミは、みない。
ちょっと、先に、口コミをみたい、衝動がありつつも、
先に情報をいれるのって、勿論便利な時もあるのだけど、
先に人の感想の情報をいれちゃうと、その人の感想意見が
先入観として自分の中にはいってきて、
それが嫌だから、口コミは、みない、決めた。
情報はゼロにして、いざ、飛び込むべし。
そして、「泥人形」は、大正解な選択であった。
また、一つ、落ち着く場所が増えた、やったね。
これでもか、って、くらい、最後も、この画像で。
そして、志ん朝。狐の泥人形がでてくるので、なんとなく。