鎌倉
鎌倉へ行くとなった時から、
あれを食べたいこれを食べたいという、「食べる」ことのみに、
頭の中が支配されるのは自分だけであろうか。
目に入るは、しらす丼、あわび餅、芋パフェ、お団子、コロッケ、豆、漬け物、
ソフトクリーム、自分の胃袋に限度があるのが無念だ。
無邪気、どこまでも無邪気。江の電に乗っております。
海にくると、やはり、テンションがあがる。
暑い時に、自分は来ないであろう海だが、ここ最近涼しくなったので、
やっと、海行ってみよっか?という気になった。
写真をセピア調に加工するだけで、とりあえず、なんか、思い出が
淡く保存できる気がする、だからセピア調。
波打ち際まで行き、波がきても、誰がぎりぎりまで
一番逃げ出さずに耐えれるかということをやるが、
真っ先に波から逃げるのは自分。運動神経が鈍いもの故、
逃げるのも必死必死。
鎌倉といえば、とりあえず、買うのは、
鳩サブレなのだが、
鳩サブレだけは、頭から食べられない。
というのも、たい焼きや、パンダ焼きや、
可愛いキャラクターものが焼かれたお菓子の類は、
通常、頭から食べるのだが、鳩サブレだけは、
後ろの尾っぽから、ぽちりぽちりと、食べてしまう。
鳩サブレよ、いつか、頭から、食べてやる、
っていう宣言も、とてもおかしいけども。
お菓子だけに、おかしい宣言。
最後の文は、きっと、いらなかったかね。