大人の新幹線と孤独のグルメ

f:id:tamaririko:20140803215021j:plain

 

大人の新幹線を観劇。

友達が前の方の席をとってくれたおかげで、夢みたいな世界を味わってきた。

当日まで、敢えて、一切、出演者や内容の前知識をいれずに行ったところ、

大好き過ぎる星野源がでると知り、暑さで倒れそうなところ、

更に興奮度が増し、血を吹き出して倒れそうになった。

 

大人計画の舞台では、昔、下北沢で観た「生きてるし死んでるし」というのが

一番個人的に思いいれがある舞台だということを、ふと思い出した。

 

友達と赤坂を探索するも、なんか、ひたすらお洒落というか、

店内は緑と花だらけという店舗に入り、ミントのソーダとフレンチトーストで、中央線臭の自分からすると、酒落臭くてしかたなし。

 

f:id:tamaririko:20140803215917j:plain

 

唐突に、わたしは、孤独のグルメのファンだ。

なので、主人公の五郎さんの真似をする。

本日は、某餃子屋さんに独りで行き、

ウーロン茶、わかめとレタスサラダ、明太チーズ餃子、中華スープ、

そして、ライスも頼む。だがしかし、ライスまで食べると、さすがにお腹がはち切れそうで、ちょっと休憩だ。

ああ、五郎さんのように、沢山もりもり食べたい。

 

「いいじゃないか」「白いご飯は最高ですよ」「これこれこれですよ」

なんていう台詞を心で言いながら、ご飯を真剣に食べる。

 いただきます、と、ごちそうさまは、声を出して手をあわせて言う。

ご飯中は携帯を一切みない。

すいません、と店員さんを呼ぶ時は、姿勢をただして、手をあげる。

そのあたりは、五郎さんの一挙手一投足を思い出しつつ。

 

ご飯を真剣に食べるという行為について考えてみると、普段は、そこまで

意識していないことに気がつく。携帯みながら、本読みながら、テレビみながら、

の「ながら食べ」が、当たり前になっている証拠であろう。

 

帰省で実家に帰る際は、孤独のグルメの漫画を家族にみせ、

ドラマについても、暑苦しく語ってこようと思う。

 

 

f:id:tamaririko:20140803223038j:plain

 

最後に。

大人の新幹線のポスターを記念にとったら、

後ろの赤坂のビルと空が反射して写り込んだ写真。

なんか、思いのほか、偶然にも幻想的。

現実と虚像の狭間で照りつく太陽がひたすら自己主張。

 

しかし、そうだ、星野源は不思議な人だ。