舌打ちのマリア

急に、聴きたくなった曲、夢工場の「舌打ちのマリア」。

ボーカルの声が好きだったことを思い出した。

 


夢工場/ザ・ブリンプクラブ07「舌打ちのマリア」

 

仕事勤務後、中野ブロードウェイへ行き、友達と合流。

平日の夜のブロードウェイの人の少なさは嬉しい。

閉まっている店も、あるけれど、充分楽しんだ。

 

帰りは雨が降っていたので、

贅沢にも友達に車で送ってもらう。

ご飯をたらふく食べた後に、あまり動きもせず、

車で送迎していただける、なんて、

本当に贅沢だよこの子は、と、自分自身で思う。

そんな楽ばかりした結果が、腹に現れている気がする。

 

この腹のふくらみは何だろう。ザ肉。

ホラー映画の展開でいえば、この腹の肉をさいて、見事な鮮血とともに、

体内から、どろどろした物体がでてきてもおかしくない。

 

ところで、来月公開の映画「ハウスジャックビルト」が、

観たくて、観た過ぎて、わくわくする。

これは、自分の誕生日に独りで観に行って堪能するべし、と、

手帳に忘れずに書き込む。

ああ、ほんと、早く、観たい。

観たいなんて、軽く言っていいのかわからない、予感もするけれど。

 


シリアルキラーが覚醒する問題作『ハウス・ジャック・ビルト』日本版オリジナル予告

 

 

 

 

 

 

古町演芸場と浅草木馬館

大衆演劇を数年ぶりに観に行った。

忘れていたが、求めていた世界があった。

 

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「古町演芸場」

新潟に帰省し、古町をふらふらしてるときに、気になっていたので、

今回初めてふらっとはいった。会場内の昭和感に感動。

 

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女性が座長を務める、劇団朱光、という方々を拝見した。

お芝居も、踊りもたっぷりで、満足。

座長を務めるのは、男性という勝手なイメージをいだいてたので、

女性と知ったときは、びっくりしたというのが本音。

 

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東京に戻ってきても、古町で味わった大衆演劇の空気感が忘れられず、

間隔をあけずに、大衆演劇が観たいというわけで、

浅草木馬館へ。

 

敢えて、事前に何も調べずに、その日、その時に行われている劇団を観ようと

思い立つ。初めて観る劇団であれば、一番前の席がいいと思い、席だけ予約。

始まるまでのドキドキ感がたまらない。

そして始まった・・・!

 

橘劇団の橘大五郎という方を初めて観て、

あまりの様子の綺麗さに息がつまりそうになる。

そして、まばたきすら勿体ないくらいの美しさ故、

まばたきを忘れてしまい、眼球パッサパサになった。

虜になった、なんて、そんな単純な言い方なんてつまらないくらい、

心の中に、ピンクの花吹雪が、ずさああああああって舞った。

泉鏡花の作品の中にでてきそうな幻想感漂わす妖艶さよ。

こんな人がいたなんて知らなかった。

これからもっともっと知りたい。

 

結果、男性が演じる女形の美しさに対する自分のジェラシーは、

蛇がとぐろを巻く形のように積み上がった。

適うわけがない、切ない。

 


Eve - laputa

昨日は、大声をだしたくなり、深夜部屋をでて、

独りカラオケへ。

最後に歌う曲は、大好きなビジュアル系バンドでしめる。

ラーメンを食べた後に、高菜明太ご飯でしめる心境と同じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈍い振り返りの苦笑い

気がついたら、4月が終わる。

4月どころか今の年号も終わる。

 

瀧川鯉八さんの独演会へ。

新作が面白過ぎて抱腹絶倒しつくしたい気持ちになる。

この人凄い。独特な変態感溢れるセンスがたまらない。

 

鬼滅の刃の映画へ。

頬に伝う涙が口にはいり、涙とはしょっぱいものだということを実感。

涙なしでは観れない。

ジャンプ、コミック、全て制覇するも、続きを待つドキドキ心のせいで、

自分の酷い低血圧が高血圧になればいいのに。

 

乞食ガールズの写真展へ。

こんなに面白いことをしている人の存在を知らずに生きてきた。

勿体ない。でも、これからは、勿体なくない、だって存在知ったからね。

 

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友達の車で夜桜巡りをした。

夜の桜の凛とした美しさは幻想的。

桜をモチーフにして歌いたくなるミュージシャンの気持ちここにありき。

 

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夜桜巡りのフィニッシュは、桜とは関係のない、田無タワーを観に行く事。

東京タワーまでは、時間的にさすがに行けず、田無タワーで完結。

その時の、田無タワーのライトアップの色すら桜色のピンクにみえたが、

多分、紫であろう。

 

4年ぶりに歯医者に行って来たが、

歯医者独特の匂いが好きで、

み〜んな、口開いて、治療されて、

それを必死に消毒しようとするその香りが良いのかもしれぬ。

 

 

 

 

 

 

 

A太郎&タイガー

昨夜、深夜2時30分。道に落ちていた携帯を拾った。

警察署がすぐ近くにあることはわかっていたので、

急いで届けた。

しかし、深夜の警察署の自動扉をあけた瞬間、

一斉に集まる警察官の視線と驚く顔。

その驚いた顔が、スローモーションのようにみえた。

深夜といえども、数人の警察官が待機しているのだ。

 

昔昔亭A太郎さんの独演会へ。

ほぼ満席で、ファンの方の年齢が幅広い印象。

独特の雰囲気を持っている方で、その世界観に中毒性がありそう。

 

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テアトル新宿まで、「新宿タイガー」という映画を観て来た。

新宿を歩いていると、タイガーのお面をかぶり、

全て派手な様相で、自転車に乗ったおじさまをよく見かけた。

転ばないだろうか、大丈夫かなと、勝手に気になっていた。

そのタイガーおじさまのドキュメント映画だ。

周りの友達に、絶対この映画を観るよう、すすめる、きっと。

 

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回転禁止の青春だって

銀魂祭り2019に行ってきた。

幸せなひと時であった。

この歳になると、「先生」などという単語はあまり使う機会はないのだが、

やはり、空知英秋のことを、友達と話す時には、

空知先生と言ってしまう。

別に編集者でも何でもないのに。

 

土方の声優さん、中井和哉さんが大好きで、

生でアフレコする姿を、この銀魂祭りでは毎回拝めるので、

夢みたいだと思っている。

生涯閉じる前に一度でいい、

街ですれ違いたいなど、

1%の希望を抱きながら生きている。

 


橋幸夫・リズム歌謡メドレー/6曲

橋幸夫はいいよ。

カラオケでも歌ってしまうのだが、

いいよ、心が燃えるよ、踊るよ。

 


美樹克彦/回転禁止の青春さ (1966年)

橋幸夫の後は、リズムが似ている、こちらも。

この頃は良かったなどいうつもりはなく、

この時代に生きてはいないのだけれども、

だからこそ、とてつもない憧れがあるのです。

 

 

ギルティな想像力

昨日、初めて赤羽に行ったことを書き、

その後、柳家喬太郎さんの落語を聴いたら、

たまたま赤羽の話題をマクラで話しており、

偶然のタイムリーさに嬉しい気持ちになった。

 


柳家喬太郎【擬宝珠】

 

この噺を聴くたびに、なんとなく、口の中が鉄分で溢れる。

歯医者の器具を口の中に入れられた瞬間の鉄分の味。

ちなみに、歯医者に行ったとき、器具が口に入る、

この瞬間が実は好きだ。

ひんやり鉄分が、口の中に広がる。

非現実感覚がいいですな。

 

先日、映画「ギルティ」を観て来た。

この映画凄い! なにが凄いって、メインは1人の俳優さんだけで、

電話の会話や声や、まわりの音だけで想像力を働かせることになるから。

観る人によって、解釈が異なる映画かもしれない。

 


映画『THE GUILTY/ギルティ』予告編

 

この映画も、落語も、想像力をたくさん働かせ、更に、

そこに独自の世界ができあがるので、本当に面白い。

でも、それを人と共有しあうと、更に、世界が広がり、面白いのでしょう。

 

 

 

 

 

 

完全なる飼育の落語家ちゃん

リアルタイムに追いつけぬ、過去日記。

先週、上野鈴本まで春風亭百栄ちゃんを観て来た。

仕事終わりに、寄席というのも、なかなかいい。

 

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この写真の百栄はかわいいな、と、心で呼び捨てする有様。

 

次の日、芝居を一緒にやってた頃の友達と同窓会的な会を、赤羽で。

初めての赤羽。

そして、埼京線の帰宅ラッシュ地獄を味わう。

駅に着いたものの、駅から2分の店までたどりつけず、

赤羽のちょっと怖い路地を、

迷いながら何度も往復し、結果、30分程さまよった。

地図を観るのは苦手だ。携帯アプリの地図も言うまでもがな。

まず、自分がいる地点がわからない。

向かう方向に対し、どっちを背にしてみればいいのか本当にわからない。

我ながら、自分の方向音痴さに泣きたい。

だいたい地図をみなくても、直感でたとりつくのに、

今回ばかりは、その直感も働かなかった。

恐るべし、赤羽。いや、恐るべしは、自分の方向音痴さよ。

 

次の日は、大久保で韓国料理。

次の日は門前仲町日舞の稽古。

次の日は、神保町のインド料理。

月曜日から金曜日すべて、まっすぐ家に帰っていないので、

さすがに今週はゆっくりしようと決めたのに、さて、また明日、

落語に行こうとしている。

自分の身体の骨がキシキシなるのも納得。

 

完全なる飼育という文字を打ってみたら、

竹中直人小島聖の顔がすぐ浮かんだ。