舌打ちのマリア
急に、聴きたくなった曲、夢工場の「舌打ちのマリア」。
ボーカルの声が好きだったことを思い出した。
仕事勤務後、中野ブロードウェイへ行き、友達と合流。
平日の夜のブロードウェイの人の少なさは嬉しい。
閉まっている店も、あるけれど、充分楽しんだ。
帰りは雨が降っていたので、
贅沢にも友達に車で送ってもらう。
ご飯をたらふく食べた後に、あまり動きもせず、
車で送迎していただける、なんて、
本当に贅沢だよこの子は、と、自分自身で思う。
そんな楽ばかりした結果が、腹に現れている気がする。
この腹のふくらみは何だろう。ザ肉。
ホラー映画の展開でいえば、この腹の肉をさいて、見事な鮮血とともに、
体内から、どろどろした物体がでてきてもおかしくない。
ところで、来月公開の映画「ハウスジャックビルト」が、
観たくて、観た過ぎて、わくわくする。
これは、自分の誕生日に独りで観に行って堪能するべし、と、
手帳に忘れずに書き込む。
ああ、ほんと、早く、観たい。
観たいなんて、軽く言っていいのかわからない、予感もするけれど。
シリアルキラーが覚醒する問題作『ハウス・ジャック・ビルト』日本版オリジナル予告
古町演芸場と浅草木馬館
大衆演劇を数年ぶりに観に行った。
忘れていたが、求めていた世界があった。
「古町演芸場」
新潟に帰省し、古町をふらふらしてるときに、気になっていたので、
今回初めてふらっとはいった。会場内の昭和感に感動。
女性が座長を務める、劇団朱光、という方々を拝見した。
お芝居も、踊りもたっぷりで、満足。
座長を務めるのは、男性という勝手なイメージをいだいてたので、
女性と知ったときは、びっくりしたというのが本音。
東京に戻ってきても、古町で味わった大衆演劇の空気感が忘れられず、
間隔をあけずに、大衆演劇が観たいというわけで、
浅草木馬館へ。
敢えて、事前に何も調べずに、その日、その時に行われている劇団を観ようと
思い立つ。初めて観る劇団であれば、一番前の席がいいと思い、席だけ予約。
始まるまでのドキドキ感がたまらない。
そして始まった・・・!
橘劇団の橘大五郎という方を初めて観て、
あまりの様子の綺麗さに息がつまりそうになる。
そして、まばたきすら勿体ないくらいの美しさ故、
まばたきを忘れてしまい、眼球パッサパサになった。
虜になった、なんて、そんな単純な言い方なんてつまらないくらい、
心の中に、ピンクの花吹雪が、ずさああああああって舞った。
泉鏡花の作品の中にでてきそうな幻想感漂わす妖艶さよ。
こんな人がいたなんて知らなかった。
これからもっともっと知りたい。
結果、男性が演じる女形の美しさに対する自分のジェラシーは、
蛇がとぐろを巻く形のように積み上がった。
適うわけがない、切ない。
昨日は、大声をだしたくなり、深夜部屋をでて、
独りカラオケへ。
最後に歌う曲は、大好きなビジュアル系バンドでしめる。
ラーメンを食べた後に、高菜明太ご飯でしめる心境と同じ。
鈍い振り返りの苦笑い
気がついたら、4月が終わる。
4月どころか今の年号も終わる。
瀧川鯉八さんの独演会へ。
新作が面白過ぎて抱腹絶倒しつくしたい気持ちになる。
この人凄い。独特な変態感溢れるセンスがたまらない。
鬼滅の刃の映画へ。
頬に伝う涙が口にはいり、涙とはしょっぱいものだということを実感。
涙なしでは観れない。
ジャンプ、コミック、全て制覇するも、続きを待つドキドキ心のせいで、
自分の酷い低血圧が高血圧になればいいのに。
乞食ガールズの写真展へ。
こんなに面白いことをしている人の存在を知らずに生きてきた。
勿体ない。でも、これからは、勿体なくない、だって存在知ったからね。
友達の車で夜桜巡りをした。
夜の桜の凛とした美しさは幻想的。
桜をモチーフにして歌いたくなるミュージシャンの気持ちここにありき。
夜桜巡りのフィニッシュは、桜とは関係のない、田無タワーを観に行く事。
東京タワーまでは、時間的にさすがに行けず、田無タワーで完結。
その時の、田無タワーのライトアップの色すら桜色のピンクにみえたが、
多分、紫であろう。
4年ぶりに歯医者に行って来たが、
歯医者独特の匂いが好きで、
み〜んな、口開いて、治療されて、
それを必死に消毒しようとするその香りが良いのかもしれぬ。
A太郎&タイガー
昨夜、深夜2時30分。道に落ちていた携帯を拾った。
警察署がすぐ近くにあることはわかっていたので、
急いで届けた。
しかし、深夜の警察署の自動扉をあけた瞬間、
一斉に集まる警察官の視線と驚く顔。
その驚いた顔が、スローモーションのようにみえた。
深夜といえども、数人の警察官が待機しているのだ。
昔昔亭A太郎さんの独演会へ。
ほぼ満席で、ファンの方の年齢が幅広い印象。
独特の雰囲気を持っている方で、その世界観に中毒性がありそう。
テアトル新宿まで、「新宿タイガー」という映画を観て来た。
新宿を歩いていると、タイガーのお面をかぶり、
全て派手な様相で、自転車に乗ったおじさまをよく見かけた。
転ばないだろうか、大丈夫かなと、勝手に気になっていた。
そのタイガーおじさまのドキュメント映画だ。
周りの友達に、絶対この映画を観るよう、すすめる、きっと。
回転禁止の青春だって
銀魂祭り2019に行ってきた。
幸せなひと時であった。
この歳になると、「先生」などという単語はあまり使う機会はないのだが、
やはり、空知英秋のことを、友達と話す時には、
空知先生と言ってしまう。
別に編集者でも何でもないのに。
土方の声優さん、中井和哉さんが大好きで、
生でアフレコする姿を、この銀魂祭りでは毎回拝めるので、
夢みたいだと思っている。
生涯閉じる前に一度でいい、
街ですれ違いたいなど、
1%の希望を抱きながら生きている。
橋幸夫はいいよ。
カラオケでも歌ってしまうのだが、
いいよ、心が燃えるよ、踊るよ。
橋幸夫の後は、リズムが似ている、こちらも。
この頃は良かったなどいうつもりはなく、
この時代に生きてはいないのだけれども、
だからこそ、とてつもない憧れがあるのです。
ギルティな想像力
昨日、初めて赤羽に行ったことを書き、
その後、柳家喬太郎さんの落語を聴いたら、
たまたま赤羽の話題をマクラで話しており、
偶然のタイムリーさに嬉しい気持ちになった。
この噺を聴くたびに、なんとなく、口の中が鉄分で溢れる。
歯医者の器具を口の中に入れられた瞬間の鉄分の味。
ちなみに、歯医者に行ったとき、器具が口に入る、
この瞬間が実は好きだ。
ひんやり鉄分が、口の中に広がる。
非現実感覚がいいですな。
先日、映画「ギルティ」を観て来た。
この映画凄い! なにが凄いって、メインは1人の俳優さんだけで、
電話の会話や声や、まわりの音だけで想像力を働かせることになるから。
観る人によって、解釈が異なる映画かもしれない。
この映画も、落語も、想像力をたくさん働かせ、更に、
そこに独自の世界ができあがるので、本当に面白い。
でも、それを人と共有しあうと、更に、世界が広がり、面白いのでしょう。
完全なる飼育の落語家ちゃん
リアルタイムに追いつけぬ、過去日記。
先週、上野鈴本まで春風亭百栄ちゃんを観て来た。
仕事終わりに、寄席というのも、なかなかいい。
この写真の百栄はかわいいな、と、心で呼び捨てする有様。
次の日、芝居を一緒にやってた頃の友達と同窓会的な会を、赤羽で。
初めての赤羽。
そして、埼京線の帰宅ラッシュ地獄を味わう。
駅に着いたものの、駅から2分の店までたどりつけず、
赤羽のちょっと怖い路地を、
迷いながら何度も往復し、結果、30分程さまよった。
地図を観るのは苦手だ。携帯アプリの地図も言うまでもがな。
まず、自分がいる地点がわからない。
向かう方向に対し、どっちを背にしてみればいいのか本当にわからない。
我ながら、自分の方向音痴さに泣きたい。
だいたい地図をみなくても、直感でたとりつくのに、
今回ばかりは、その直感も働かなかった。
恐るべし、赤羽。いや、恐るべしは、自分の方向音痴さよ。
次の日は、大久保で韓国料理。
次の日は、神保町のインド料理。
月曜日から金曜日すべて、まっすぐ家に帰っていないので、
さすがに今週はゆっくりしようと決めたのに、さて、また明日、
落語に行こうとしている。
自分の身体の骨がキシキシなるのも納得。
完全なる飼育という文字を打ってみたら、