レコードのみぞに飛び込む

日曜日、1人で高円寺の回転寿司屋へ。

時間帯的に店内もすいており、聞こえてくる会話は英語のみ。

外国人のお客様が多いのは、もはや普通の光景か。

炙りサーモン、ツナ巻き、たくあん巻き、ツナ巻きの、ループでごちそうさま。

どれだけ、ツナが好きなのだろうか。

 

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江利チエミ高倉健高田みづえのレコードを順番に聴く。

古いレコードプレーヤー故、音がよくないのだけれども、

それすらも最高の音の味だなあと、

美味しいコーヒーを味わう時のようなしたり顔。

「唐獅子牡丹」を聴くと、自然に顔が力み、高倉健の歌声にあわせて、

唐獅子〜牡丹〜と一緒に口ずさむが、低音が出ないので、声に迫力なし。

高倉健様の隣の指定席は池部良様だと思っており、

「昭和残侠伝」の中の二人の姿が、

自分の頭の中で再現される。

 


唐獅子牡丹 / 高倉 健

何度も何度も聴く。

健様の背中にしがみついても許されるのは、

藤純子さんだけだ。

ああ、また、二人の姿が頭の中で再現される。

 

 

 

 

 

つかもうぜ

映画「ドラゴンボール超ブロリー」、初日。

仕事後にダッシュし、新宿バルト9へ向かう。

 

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カードとシールがもらえるので、これも目当てのひとつ。

何がでるかとわくわくするこの瞬間、封をあければ夢は消える。

 

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夢は消えなかった。個人的には嬉しいカードがでた。

 

映画は、色々突っ込みどころもあったのだが、大興奮もの。

お客様は圧倒的に男性が多い。

なので、自分の隣の席に座った方が女性で少しほっとしつつ、

勝手に親近感を抱く。

そして、隣の女性の方とは、某シーンで笑うタイミングが一緒だったので、

おそらくベジータのファンなのだろうと思う瞬間があった。

そのシーンが、本当にベジータファンとしてはたまらないのだが、

ここには書けない。

 

ドラゴンボールが初めてテレビ放送された時、

カセットテープに、オープニングテーマを録音していた。

テレビの前にカセットデッキを置き、

録音ボタンに指をおいて、スタンバイするのである。

うまく録音するには、ボタンを押すタイミングが勝負なのだ。

子供から中年になった今も、

こうやってドラゴンボールの映画を観ているとは、

予想もつかなかったけれど、夢中になる感覚は変わらない。

精神年齢がもしかしたら、成長していない証拠なのだろうか。

だけど、大人になっても、こんなにワクワクできるなんて幸せだ。

 

小学2年の甥っ子に、シールはあげられないけど、

カードは何が出てもあげる約束をしていたことを思い出した。

好きなカードがでたからあげたくない、と思っているが

さすがに大人げないと思い、反省している。

あげるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラッシュラッシュクラッシュときたらギャルズ

新しい職場も今日で4日め。

吸収することが沢山あって楽しい。

 

帰宅ラッシュがとにかく酷くて、しんどい。

見ず知らずの人間同士がつぶれた団子のように

ここまで身体を密着する空間は、客観的にみると不思議な空間。

しかし、帰宅ラッシュだけは、避けられそうもないから、

団子になるしか仕方あるまい。

 

朝は余裕をもって通勤するのだが、

早く駅に着き過ぎてしまい、散歩をしてみた。

すると、美味しそうな高級天丼屋さんを発見し、

朝から胃が天婦羅を求めていることに気がつく。

近いうちにきっとその店に行くであろうと小規模未来予想図。

 

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昔の写真を整理し始めている。

昔は自由な派手な服装で通勤していたものの、

最近は落ち着いてしまったと自分でも思う。

リボンも頭につけていたのに、今や男性服の

洋服ばかりを買って着ているなんて、人の好みは、

やはり変わる。

部屋にある大量のリボンの始末を考えねばいけぬ。

 


Arashi no Densetsu - Crush Gals

 

クラッシュギャルズのレコードを、

だいぶ前に友達の店でみつけて買ったので、

聴いている。長与千種さんが好きでしたな。

 

さて、「ドラゴンボール超ブロリー」の映画が公開される。

既に予約したから、張り切って行ってくる。

ミーハー呼ばわりされても、やはり、

ベジータ様と言ってしまうっしょ」と、

弱虫ペダル」の、まきちゃん口調を真似て、照れ隠しで言う。

楽しみ楽しみ。

 

 

 

 

 

脳内吸収スペースと放浪記

前職の銀魂友達と久々に夕食。

勿論、アニメイトに寄ってからの夕食である。

何が勿論なのかは分からないが、たいそう自己都合な勿論具合の使用。

 

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友達は銀さん派。自分は土方派。並べるとテンションもあがる。

 

デビルマンの漫画を買いに行ったのだが、

楳図かずお先生のこわい本シリーズを購入してしまった。

今年中にはどうしても、デビルマンを読みたい。

今年というか、この平成が終わる瞬間にもきっと、

読みたい漫画だと思っているデビルマン

 

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休みがなかなかあわず、なかなか会えないのだが、親友ついちゃんと。

フィッシュマンズの話をしていたら、昔フィッシュマンズ

一緒によく聴いていた北海道の友達に急に会いたくなり、

二人は元気であるという写真を突如送る。

すると、向こうからもすぐに返信がきたので、ほっとした。

 

今、林芙美子の「放浪記」を読んでいるのだが、本当に面白い。

文章のリズムも好きで、読んでいると目の前に、

風景と人物の描写が映画みたいに浮かんでくる。

貧困の侘しさ悲しさ、それでも必死に生きる姿、

すべてが心の中にずどんとはいってくる。

本に夢中になりすぎて、また降りるべき駅で降りるのを忘れてしまったよ。

 

デビルマン、放浪記、フィッシュマンズ

脳内はとても面白いことになっている。

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の上の皺を引っ張りたい気分

加齢の目のしょぼくれ感に悩む。

 

10日間遊びほうけてしまい、本日久々に労働、新しい職場へ。

初日は、やはり疲れるもので、猛スピードで、

目のしょぼくれ感が、更にしょぼくれる。

 

昨日の深夜は「ザ・フォッグ」という、ジョンカーペンター監督の昔の

ホラー映画を観賞。霧だけの演出なのに、やたらと不気味で怖い。

その霧の正体がわかっても尚更怖い。音響がかもしだす不気味さに惚れる。

悪夢を観ても構わない、寝る前のホラー映画は媚薬である。

 

「来る」という映画を初日に観て来た。

期待しすぎていたので物足りない。

最終的に疑問点も残ったりしたけれど、視覚的には面白かった。

個人的には黒木華さんの魅力に取り憑かれる。

隣にカップルが座ったのだが、映画が終わった途端にいちゃつくのは、

何故だろう何故なんだろう、と、10回程問いたい。

早く他へ行けばよかろうに、なんて、余計なお世話。

ホラーの余韻に独りひたりたかったが、そそくさ退散。

 

楽しみにしていた、ザマンザイを観た。

大好きな矢野兵動海原やすよともこを関東のテレビで観れる嬉しさよ。

タカトシも、千鳥も、テンダラーズも、どれもこれも面白くて、

やはり、お笑いだあーい好きと、

ハズキルーペだあーい好き」という台詞をCMで言う菊川さんくらいの

勢いで言ってしまう。

 


サスペリア LP(1977)GOBLIN Suspiria

ホラー映画の中でも、

このホラー映画には適わないというか、

サスペリア」は、恐怖が心臓に張り付くほどであり、

曲も最高に良い。

寝る前に聴いたら永遠に目がさめることなく、

赤い原色の世界を浮遊してしまうんじゃないかと思う。

勿論、サスペリアだけじゃなく、

この映画監督、ダリオアルジェントの作品全てに

言える気はするのだけれども。

結果、ホラー映画もだあーい好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り向けば新潟

好きなアーティストのディナーショーに行く日が来るとは、

若い頃は思いもよらなかった。

ディナーショーといえば、お金に余裕があり、おおいに着飾った

紳士や婦人たちが美味しいご飯を食べたり、飲酒をし、

そこで、好きな歌手のショーをみるという贅沢な空間で、

縁遠い世界すぎるイメージを抱いていた。

 

しかし、ここ数年、ディナーショーなるものに、

行き慣れてしまうという、まさかの予想もつかない現実。

 

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ディナーショー舞台は、わが故郷新潟の某ホテル。

ロビーの演出が素敵であった。

 

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調子のり。

 

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純烈ディナーショー。

動画撮影は禁止だけど、写真撮影は許可ありという

有り難い状態の中、撮影より実物の瞬間瞬間を記憶にとどめたいため、

少しだけ撮る、けど、ぼけてしまった。

もっといい写真は自分の携帯の中のみにとどめる。

いつもディナーショーに来るたびに、自分が来れるのは、

これが最後かもしれないと思いながら来るのだが、

楽し過ぎるので、最後になどしたくない、と自分の中で葛藤。

素敵な方達でございます。

 

ホテルで一泊し、そのままおばあちゃんの家に行き、

施設にいるおばあちゃんに会いに行く。

笑顔のおばあちゃんに会えた。

私の名前を思い出してくれなくてもいいから、

おばあちゃんの笑顔をみれるだけで、幸せだ。

 

帰り道、

東京行きの新幹線、外は既に夜。

楽しい記憶とともに、

無性にセンチメンタルになる要因は、

夜景のネオンたち。

東京につけば、また現実に戻るのだ。

頑張ろう。

 

 

そうだ末広亭にいこう

そうだ京都にいこう、というCMのノリで、

そうだ末広亭にいこう、と、

京都と新宿の距離はあれど、

久しぶりに寄席へ。

 

目当ては、夜の主任を務める桃月庵白酒さんである。

花園神社の酉の市を覗いてから、寄席へ。

久しぶりの寄席は、玉手箱をあけるかの如く、

何が飛び出てくるかわからない心境であり、

何の演目が行われるかワクワクした。

 

桃月庵白酒さんは、期待通りに最高で、

最初から笑ってしまった。

寄席は最高、しかし、誰かとこの寄席の楽しさを共有したくも、

いつも独りで行くから、

「咳をしても一人」、までの孤独さではないけれども、

孤独と、楽しさをぐっとかみしめる。

 

日々、職場の表参道まで通っているが、

人、人、人の多さで、

違う星の異空間にいるようで、落ち着かない。

色々な人がいるものだと、つくづく、思うし、

自分もそんな中の1人である。

高級ブランドのお店を眺めつつも、

やはり、自分にとっては異空間で、落ち着かない。

そもそも自分は何でここにいるのだっけ? なんて。

 

純烈の紅白出場が決まったと、

仕事中に友達から連絡が入り、

ずっと応援してきたぶん、

嬉しさでいっぱいになった。

全く交わる事もない世界の人たちなのに、

自分のことのように嬉しさを感じ取れるのは、

ありがたい、というか、不思議な感覚ではあるが、

あれこれ考えず、とにかく嬉しい。