振り向けば新潟

好きなアーティストのディナーショーに行く日が来るとは、

若い頃は思いもよらなかった。

ディナーショーといえば、お金に余裕があり、おおいに着飾った

紳士や婦人たちが美味しいご飯を食べたり、飲酒をし、

そこで、好きな歌手のショーをみるという贅沢な空間で、

縁遠い世界すぎるイメージを抱いていた。

 

しかし、ここ数年、ディナーショーなるものに、

行き慣れてしまうという、まさかの予想もつかない現実。

 

f:id:tamaririko:20181209184922j:plain

 

ディナーショー舞台は、わが故郷新潟の某ホテル。

ロビーの演出が素敵であった。

 

f:id:tamaririko:20181209185507j:plain

 

調子のり。

 

f:id:tamaririko:20181209185611j:plain

 

純烈ディナーショー。

動画撮影は禁止だけど、写真撮影は許可ありという

有り難い状態の中、撮影より実物の瞬間瞬間を記憶にとどめたいため、

少しだけ撮る、けど、ぼけてしまった。

もっといい写真は自分の携帯の中のみにとどめる。

いつもディナーショーに来るたびに、自分が来れるのは、

これが最後かもしれないと思いながら来るのだが、

楽し過ぎるので、最後になどしたくない、と自分の中で葛藤。

素敵な方達でございます。

 

ホテルで一泊し、そのままおばあちゃんの家に行き、

施設にいるおばあちゃんに会いに行く。

笑顔のおばあちゃんに会えた。

私の名前を思い出してくれなくてもいいから、

おばあちゃんの笑顔をみれるだけで、幸せだ。

 

帰り道、

東京行きの新幹線、外は既に夜。

楽しい記憶とともに、

無性にセンチメンタルになる要因は、

夜景のネオンたち。

東京につけば、また現実に戻るのだ。

頑張ろう。

 

 

そうだ末広亭にいこう

そうだ京都にいこう、というCMのノリで、

そうだ末広亭にいこう、と、

京都と新宿の距離はあれど、

久しぶりに寄席へ。

 

目当ては、夜の主任を務める桃月庵白酒さんである。

花園神社の酉の市を覗いてから、寄席へ。

久しぶりの寄席は、玉手箱をあけるかの如く、

何が飛び出てくるかわからない心境であり、

何の演目が行われるかワクワクした。

 

桃月庵白酒さんは、期待通りに最高で、

最初から笑ってしまった。

寄席は最高、しかし、誰かとこの寄席の楽しさを共有したくも、

いつも独りで行くから、

「咳をしても一人」、までの孤独さではないけれども、

孤独と、楽しさをぐっとかみしめる。

 

日々、職場の表参道まで通っているが、

人、人、人の多さで、

違う星の異空間にいるようで、落ち着かない。

色々な人がいるものだと、つくづく、思うし、

自分もそんな中の1人である。

高級ブランドのお店を眺めつつも、

やはり、自分にとっては異空間で、落ち着かない。

そもそも自分は何でここにいるのだっけ? なんて。

 

純烈の紅白出場が決まったと、

仕事中に友達から連絡が入り、

ずっと応援してきたぶん、

嬉しさでいっぱいになった。

全く交わる事もない世界の人たちなのに、

自分のことのように嬉しさを感じ取れるのは、

ありがたい、というか、不思議な感覚ではあるが、

あれこれ考えず、とにかく嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

胃の中の蛙

井の中の蛙、という諺がありますが、

その井という文字を、胃と書き換えただけで、連想が怖くなる。

 

友達と下北沢に行き、美味しいスープカレーを食べたものの、

老化した胃にとっては、量が許容量を超えていたようで、

胃がドスンと重くなり、椅子に身体をもたれる如く、

胃ももたれてしまい、帰りに胃腸薬を初めて買う。

 

友達の赤ちゃんも一緒に、今日は下北沢を散歩。

ベビーカーの事を乳母車と言ってしまい、

いつの時代の人? とつっこまれる。

今の人は乳母車と言わないのか、、という事に愕然。

ウバグルマという言葉の響きは最高なのになあ、

使わないなんて、勿体ない。

 

f:id:tamaririko:20181109001944j:plain

 

数週間前に久々に湯島天神まで寄席に行って来た。

春風亭百栄様。面白い。ゆるふわな独特な感じが大好き。

「マザコン調べ」というタイトルから、何をモトにした演目か

は簡単に想像がつきますな。

 

 

f:id:tamaririko:20181109002747j:plain

 

「大工調べ」の、啖呵は聴いててすかっとする。

古今亭志ん朝の大工調べなんて聴いたら、

恰好良さにしびれて、惚れて惚れて、

ほの字がほほほほと恥じらい笑って飛んでゆく。

 


名作落語104 古今亭志ん朝 大工調べ

 

でも、この噺、本当は、大家さんに同情せざるを得ない部分もあるの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルト

カルト、という言葉だけをみると人の名のようでもあり、

お菓子の名のようでもあり、響きが好きな言葉である。

カルト映画の「ゼイリブ」を観た。

 

f:id:tamaririko:20181102020130j:plain

 

80年代に公開されていたとは信じられないくらい、

今の時代にぴったり。

今のこの世を予言していたのだろうか。

今だからこそ、観たい映画だ。

 

f:id:tamaririko:20181102020743j:plain

 

映画を観たあと、街を徘徊。

この風景も、映画のロケシーンのように感じ、好ましい。

 

f:id:tamaririko:20181102020903j:plain

 

お酒呑めないくせに、バーとか行き、雰囲気を楽しむ。

店内はデビットリンチの映画の世界を思い出させるような赤い内装で、

すぐに、心にずどん、はい、たいそう、ぐっと気に入った。

トムウェイツのレコードが流れており、

最高のしゃがれ声が店内に響き渡り、呑んでるのがお酒じゃなくて

ジュースで申し訳ない。

ゼイリブの映画とトムウェイツに、

乾杯と心で叫ぶ。

赤い空間に吸い込まれていく心地よさに酔う、完璧だ。

 

ちょっとの雨じゃない雨でも我慢

雨が降る。携帯を落し画面が割れた。

観たかった映画の時間を間違えた。

 

今度こそリベンジで、「ちょっとの雨ならがまん」を観て来た。

よかったよかったと何度書いてもいい足りないくらい、

心は踊った。

 

当時、若かりし日の町田町蔵氏の姿を観て、

この人の別格さ、この人は一体なんなんだろうと、

崇拝のため息がでる。

この数十年後に、町田氏と一度だけ握手をする日がくるなんて

絶対想像もつくわけがない。

 

f:id:tamaririko:20180918002605j:plain

f:id:tamaririko:20180918002625j:plain

 

この時代を生きていない身ではあるけど、

この人たちの存在に出会い、影響を受けた。

 

そういえば、パンクという言葉すら知らない年齢の時、

ブルーハーツを初めてみたときの衝撃が子供心に衝撃的で、

その衝撃は絶対に忘れない。

教室の片隅で、

「僕の右手をしりませんか〜行方不明になり〜ました〜」って、

大声で歌っていた男の子の顔も同時に思い出したけど。

 

 

 

 

白と黄色の比率

映画を観に行き、嬉しい事に遭遇。

 

f:id:tamaririko:20180906012318j:plain

 

エリザベス。まさかのエリザベス。

あっちそっちこっちそっちもいないけど、一体のエリザベス。

 

f:id:tamaririko:20180906012420j:plain

どこまで接近していいか分からないけど、接近してみたエリザベス。

 

銀魂2」今回は特に思い入れのあるお話なので、

実写版をドキドキしながら観に行った。

観た後は友達と、あの台詞がなかった、

桂をこのシーンで登場させたら駄目なのに、などなど

なんか、熱く語ったりして、そりゃあ、アニメ大ファン故、

熱くあつく〜く語ってしまうのです。

感想は心の中でとどめる。

しかし、俳優さんって本当凄い!って、

今更ながら、思った。今更ジロー的に今更。

 

「ファーイーストベイビーズ」という映画を、

仕事帰りに観に行った。

飴屋法水さんが出ているということもあり、

絶対に観るぞと、気合いをいれつつ、

仕事帰りに行ったものの、

酷く疲れた身体には正直ちょびっときつかったか。

好きだけど。

 


『ファー・イースト・ベイビーズ』予告編

 

帰り道の新宿南口は、思ったより人が少なく、

とんでもない生ぬるい風がふいていて、

毛穴の穴から流れる汗も、なんか、ぬったりしている。

早く夏よ終わってくれ終わってくれ、とだけ思いながら、

歩く足取りも重い。

そういえば、映画の中の季節も、夏だったよな〜と、

内容を反復し、ウクレレの音を恋しがる。

 

 

 

 

夏祭りはJITTERIN'JINNで

「夏祭り」が聴こえてきても、

それがホワイトベリーの「夏祭り」だと悲しくなる。

それは、JITTERIN'JINNが大好きだから、

なんてことを漠然と考えながら、もう8月。

そしてすぐに、もう9月と言っているのだろう。

 

新宿の肉バルで、友達と話しながら、何かを力説している。

何を力説していたか忘れてしまった。

 

f:id:tamaririko:20180815235105j:plain

 

以前の職場の近くには、アニメグッズが沢山売られている場所があったので、

仕事帰りに行き、購入していた。

 

f:id:tamaririko:20180815235643j:plain

 

そして、銀魂一番くじで、念願の方を一回で当てられたので、

運を使い果たしてしまっただろうか、と、考えるが、

いやいや、まだまだ使い果たすには足りないだろうと、

贅沢なことを思っている。

 

実写版の銀魂2が、あと少しで公開となっている様子。

実写版は色々思うことがありつつも、

やはり、観てしまうのである。

アニメはアニメ、実写版は実写版と、

別ものだと割り切って

観ないと、観れないけれど、

でも、楽しみ。

 

新しい職場と環境になり、

業務を覚えることが多く、

日々必死すぎて、帰ってくると、

蝉の抜け殻のようになっている。

 

若かりし日、JITTERIN'JINNのボーカルの春川玲子さんに、

本当に憧れて憧れて、苦しいほど憧れて、

他の人が目にはいらなかった時期があり、

今でもJITTERIN'JINNのビデオテープは宝物。

パッケージは色褪せてしまったが、ずっと宝物。