雑司ヶ谷で落語

初めての雑司ヶ谷

柳亭小痴楽さんの落語を拝見。

初めて行く場所なので、かなり時間に余裕を持って行ったが、

余裕を持ち過ぎ、時間潰しに困る結果。

雑司ヶ谷は初めてなので、

どこに何があるかもわからない。

調べればいいのだけど、その行為自体が面倒なので、

適当に歩く。

 

まずは鬼子母神の神社に行き、夕方のせいか、

人が皆無。

大きな大木があり、みとれる。

大木は立派なんてものではなく、

どのくらいの時間がたてば、ここまで大きくなるのだろうという

疑問すらバカらしく、時間軸の概念すら超える。

この大木はずっとみていられる、いや、みていたい。

 

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柳亭小痴楽さんの落語を初めて観たが、

声がやはり魅力的。そして、顔も整っており、

俳優などでも活躍できそうなお顔立ち。

20人で満席になるお部屋で、

本人をまじかにして落語を観れるというのも貴重な空間。

常連さんが多いのかもしれないなあと、初めての自分は

ちょっとアウェイ感。今後期待大の噺家さん。

 

しかし、中央線組の自分は中央線以外の駅の場所に行くと、

落ち着かないこの習性、なんとかならないだろうか。

上野歩きと新感染と古今亭志ん朝

9月10日(日)

上野にある東京芸術大学まで行く。

友達と友達の子供2人と一緒に行き、

さまざまな作品を堪能。

人の多さと気温も高く、へとへとになりながらも、

芸大から神社、玩具屋を巡った。

神社で友達が撮影した写真が神秘的なことになっており、

すがすがしい気持ち。

しかし、上野の人の多さはすさまじい。

この人の多さにはなれない。

 

9月8日(金)

Lの友達と、新宿でご飯。

金曜夜の新宿西口、賑やかであり、淫美さもあり、

あちこちの店に目移りがしてしまう。

とはいえ、騒々しい店は苦手なので、

個室のある店に決める。

色々な話をし、とても楽しい時間。

自分は、やはり、

Lの世界のシェーンの幻影をいつまでも追っている。

 

9月5日(火)

映画「新感染」を観た後で、

大興奮しながら、この興奮を誰かに伝えたくも、

ひとりだ。

 

映画の帰りに新宿紀伊国屋書店曼荼羅の展示会によって、

死後の世界を想像しながら、曼荼羅堪能。

曼荼羅の値段、自分が買えるわけもない値段。

曼荼羅はかっこいい、ずっとみていたいけど、

頭がぐるぐるなってメビウスの輪になってしまいそうだ。

その後に、永久保存版古今亭志ん朝の本を発見。

勿論買うに決まっている。本を買ったせいか、

家に帰ってからは、ずっと志ん朝の落語ばかり聴く。

目の前で志ん朝をみれることは絶対に永遠にないけれど、

自分の頭の中でぐぐっと志ん朝の演じる姿を妄想する。

落語を聴いてると、その時代に、

タイムスリップした感覚になって、

目の前で登場人物たちが動いているのがみえるようで、

本当に本当に面白い。

 

 

 

追憶のきまぐれ

「追憶のマーメイド」を聴きながら。

 

去年の年末近くに、初めてkinki kidsのドームコンサートに行って、

ただただ驚愕。どれだけ踊れるのだろう。

振り付けをどれだけ覚えるのだろう。

「薔薇と太陽」が最高に心にしみた。勿論どの曲もいいのだけど。

kinki kidsがめちゃめちゃ好きなことは友達にあまり話していないけど、

昔からの友達マドちゃんだけには熱く語る。

会場に曲を提供した吉井和哉も観に来ていたようで、

そっちにも興奮、低血圧が一気に高血圧。

 

 

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本日、懐かし過ぎて購入。ペパーミントジャム。

最近、自分が若かりし日に聴いていた曲のCDがむしょうに恋しく、

買いあさっている。これ以上部屋にモノを増やさぬよう誓ったのに、

その誓いも虚しく散り果てる。

 

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荻窪のスター餃子。千草嬢とは何年の付き合いになるのか。

きっかけは某劇団のお手伝いからの付き合い。

2人とも若かったが、気がつけばここまできたな。

 

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日本舞踊稽古、着物は柄の組見合わせを沢山楽しめるから素敵だ。

4枚色々着ているから4色の柄。

帰り道は、岩下尚史さんの「大人のお作法」を探しに本屋に行ったが、

お取り寄せになってしまった。お作法とは、上品ですこと。

 

夜は急激に寒くなり「寒い〜」という通りがかりのおじいさんの

独りごとに、つい、反応してしまい、「寒いですね〜」と

言ってしまったら、そのおじいさんがわざわざふりかえって、

「寒いね〜」と言ってくれた。人の独りごとに乱入する夜であった。

 

 

悶々煩悩

年末は、人生初、除夜の鐘をついた。

除夜の鐘をつくだけで終わった。

鐘だけつき、本堂にお参りもせず帰宅。

明けて2017年。

 

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先週、上野鈴本演芸場の寄席へふらり行ってきたが、

目当ては柳家喬太郎さんと春風亭百栄さんである。

ふらり行ってきたと書いたものの、実は相当気合いを入れて、

開演前、チケットを買うまでに並んでしまった。

おかげで、一番前の席に座れ、ゆっくり堪能できて満足。

次は、高円寺ノラや寄席に行きたい、

喬太郎さんと白鳥さんが出る。

 

昨日、電子レンジが夜に壊れ、自分にとっては大惨事。

近くの電気屋に走り、めちゃめちゃ重い電子レンジを

手で持って帰ったが、10歩歩いては、休んで、

10歩歩いては、休んでを繰り返し、

家から電気屋の10分の距離が1時間かかった。

誰も頼る人がいなく、本当に独りってこういうことだよなあ、

と思いながら、電子レンジの重さが身にしみた。

しかし、見事持ち帰れたので、我ながらあっぱれである。

手が筋肉痛でパンパンになってしまったのは無念。

 

 

本日、日本舞踊、初稽古。

「武田節」男踊り、身体が筋肉痛、がちがち身体。

かっこよく踊れるよう、練習あるのみ。

 


武田節/三橋美智也

 

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今年も三つ編み。

 

孤立無援

森田童子の孤立無援の唄を歌い、

ああ、良い歌だ良い歌だと心から思う。

最近は、この歌を、部屋でリピートして聴いて

なんだかなあ、今の時代を忘れる。

 

歌詞の中にでてくる「地獄固め」はどんな技なのだろう。

PCで調べればすぐに出てくるのはわかっているのだが、

いいや、どんな技か、妄想をした状態のままで。

 


森田童子 - 孤立無援の唄 (Doji Morita - Koritsu-Muen no Uta)

 

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下北沢で一番好きな場所。いーはとーぼ。

ちょうどお客様も、自分1人だけで、贅沢な空間を、少しばかり、独占した

ような気持ち。そして、ここに来たら、ホットチョコレートを必ず頼む。

濃厚なからみつくようなチョコが、喉を通り、胃に到着すると、

最高級にほっとする。

下北沢もなかなか遊びにいくことがなくなってしまったが、

いーはとーぼ、のためだけに、来たいのである。

こういう気持ちを共有できる人やしたい人が自分にはいないから、

孤立無援って言葉が、とってもいい。

〜「無難にやれ」と世の中が顔をしかめてる〜

こんな歌詞素晴らし過ぎる。

 

睡眠快眠五里霧中

目覚ましをかけずに寝たら、起きたら昼の12時。

仕事のない日のこの睡眠の贅沢を貪りくう。

しかし、半日分、損した気分にもなるのは否めない。

 

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友川カズキさんのライブに行ってきた。

年末近いものの、

会場は気がついたら満席であった。

今日は、山崎春美さんがゲストということで、

まさか、当人を目の前でみることが出来る日がくるとは思わず、

感動してしまった。昔、昔、この方のライブ映像を観たことがあり、

とにかくとにかく、ぶっ飛んでいたという記憶が頭の片隅に残る。

そして、今日、初めてみた印象は、やはり、存在感が凄過ぎる、の一言で、

「そうだ京都へいこう」のフレーズで「そうだタコを聴こう」と思った。

 


TACO - 人捨て節

これ、好きだ。頭の中に甘い味噌をつめて、かきまぜられて、

それが搾り取られていく脱力感を感じる。

 

 

 

 

 

中野でユニコーンの組み合わせ

先日、中野サンプラザにて、ユニコーンのライブ。

カリーナ姐様と一緒に行き、席が前の方過ぎて、びっくり。

メンバーの生汗がみえちゃう!と、まあ、そのくらいの心境で、

姐様とうはうは、どきどき、どくどく、血管の血がいい具合に流れる。

 

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ライブの前には、中野ブローウェイで、ガチャガチャをしに行きたく、

姐様につきあってもらう。

 

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ガチャガチャは、何がでるかわからぬ、この瞬間が一番良い。

ライブだってそう、始まる前が一番良い、メンバーが出てくるのを

今か今かと待つ瞬間。

始まってしまえば、楽しい時間はあっというまに終わるから。

カプセルがでてくる前の時間と、ライブが始まる前の瞬間は、

まさしくリンクする同じ心境。

 

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これが出た。ノリである。ノリがノリノリでギターを弾く姿よ。

ブラックノリペッパーズ。

レッドホットチリペッパーズ好きとしては、反応してしまうのは仕方ない。

本当は四つ揃えたいところだが、一つで我慢。お一つ300円なり。

 

 

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最近のお気に入りのガチャガチャ。うっかりゾンビフィギュアコレクションの、

美食家ゾンビであるそうだ。ちょっとクネクネした感じがセクシー。

映画、光る目の白目を思い出させるような白目よ、たまらない。

 

ユニコーンを、こんなにまじかに観ることは生涯もうないかもしれないと

思いながら、ライブを堪能した。

 

ライブ後は同じ会場に来ているという、昔の芝居学校同期の、かえ嬢と

6年ぶりくらいに会い、中野の呑み屋さん街にある沖縄料理屋で、

昔話とユニコーン話をしたのであった。

ユニコーンの「素晴らしい日々」の歌詞にある

「いつのまにか僕らも若いつもりが年をとった」という、

まさしく、そんな心境で、芝居学校の時の話をしたかもしれない。

かえも、自分も勿論、20代前半であったな、と。

生きていれば、嫌でも、年はとる、これからも、

どんどん、年はとる、けど、まあ、きっと、会うと思う。