本で押し潰されても仕方ないと諦めると思う

自分の中で、再度、三島由紀夫熱再燃。

通勤電車で「三島由紀夫」という本を読むが、

市ヶ谷の悲劇での自決が詳細に書かれたシーンを読み、

自決の際は、いかほど辛かっただろうかと思うと、

涙がでそうになるので、職場のある一歩手前の目黒駅で本を閉じる。

今更三島由紀夫を思い、泣く人なんて、他人からみたら、

どうみえるだろうか。と思うが、まあ、電車の中のほとんどの人は、

己の携帯とにらめっこ状態で、他人には無関心だ。

さほど気にすることは、きっとないのだろう。

 

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実家においてある三島本を読み返したい本だけ、持って帰ってきた。

 

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ついでに、読み返したい漫画も、持って帰ってきた。

内容的にも、親の目にはふれられたくない漫画なので、

実家にはもう置くまい。

 

しかし、もう、今の部屋だと、本や漫画が置けなくなってきた。

それは幸せな悩みかもしれん。

 

さて、先日「残穢」という小野不由美さん原作の映画を観てきた。

日本のホラー万歳、じわじわ、ねっとりやってくる恐怖がたまらない。

鍋の中でふやけた、ちくわぶが溶けた感じのねっとり感に似ている。

独り暮らしの人にとっては、なかなかパンチのきいた恐怖を味わえる。

ただ、自分の中では「リング」の恐怖を「残穢」はまだ超えなかった。

 

本日、昼は、みきっぺと、みきっぺのご子息のコちゃんと、

昼ご飯を食べた。小学生のコちゃんと銀魂の話で、盛り上がり、

銀魂のどのシーンが好きか、キャラクターの誰が好きか、

銀魂の話ができる人が周りにいないので、自分にとっては

最高の時間だった。銀魂の「将軍暗殺」の回を、早く観たいのに、

心の準備ができず、まだ観れない、観れないのである。

 

夜は、新宿ロフトプラスワンまで

「首都神話」のイベントに行ってきた。

ここには書けない内容も多いので、

自分の頭の中にむかい、相づちをうつ。

覚えておきたい内容は、ボールペンで記録を書くのである。

 

出演者のタムケンさんと、

インスタントジョンソンのスギさんの着ていたTシャツが、

トカナという(自分が一番好きなサイト)サイトの

Tシャツを着ていたので、やはり、欲しいTシャツだ、

としみじみ思うのであった。

 

しかし、帰り道の歌舞伎町は、辛い。

人、人、人、の、どろどろした気の波がくるくるくるって、

とぐろを巻いている。

心を無にしないと、とてもじゃないが通れやしない。

 

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数ヶ月前の写真。同じ新宿でも、こっちの新宿(ヒルトン東京の近く)

は、すっごい空気も良かった!写真は、指揮者のようです。

 

 

 

 

 

 

涙一筋流れシャンソン

昨日は、渋谷アンコールまで、

シンガーソングライター「だいち」の

ワンマンライブに行く。

 

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ちょっとした縁で話す機会を持ち、

とにかく女性より可愛くて、

完全なるオネエ口調で発する毒の素晴らしさ。

 

そして、本日は初めて、この方が歌うシャンソンを聴き、

泣いてしまった。歌詞や台詞一つ一つが心にしみすぎて、

お菓子の、しみチョココーンのチョコ以上に、しみ具合は、深い。

 

ライブ後に、完全な女優だったということを伝えたら、

「女優だったかしらあ、嬉しい〜ぃ」と、またまた可愛い口調で

言われて、そのまま保存したいくらいの可愛さであった。

なんだかやはり、この可愛さに敵う日は絶対来ないだろう。

これからも応援いたします。

 

シャンソンだと、「ラ・ボエーム」という曲が一番好きで、

ユーチューブで検索していたら、

なんと、ちあきなおみさんも歌われていた。

びっくり、そして、感動。

動画をアップしてくれた方に感謝でございます。

 


ちあきなおみ ラ・ボエーム

 

 

 

 

 

 

頭刺しは痛そうだけど

踊りの稽古に行く。

そして、久しぶりに、頭刺し、簪をつけた。

簪の中に髑髏を混ぜて、和と髑髏の融合が頭上で繰り広げられるという

自己満足に浸る。

はてさて、先生に気づかれるだろうか。

 

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稽古の後は、じゅりちゃんと合流し、ご飯を食べる。

じゅりちゃんとは話が尽きず、色々話したいので、

あっというまに、遅い時間になってしまった。

近いうちに、きっと、また会うぞ。

 

今日の先生は芸者さんの様な、

素敵なヘアスタイルをしており、「先生素敵っす」と、

声にだして言いたい日本語のように、思いっきり声に

だして言ってしまった。

 

次は、稽古だけではなく、

着物を来て、寄席に行こうと思うが、

着物の難点は、とにかく、お手洗いにいくのが面倒くさいことだ。

面倒くさくて、お手洗いに行く事を我慢しがちになり、

どれくらい我慢してしまうかというと、

B級ホラー映画「バスケットケース」のバスケットから、

兄ちゃんが飛び出してきそうなくらい、

今か今かと、膀胱がパンパンになるまで、

我慢してしまいそうだなと思っている。

よくわからない例えだが、まあ、なんとなく思った。

 

 

 

 

 

 

遠藤ミチロウ様

「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」

 

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本日、観てきた。ああ、もう、始まる前に、ロビーで

待ってるさなかから、どきどきしっぱなしだ。

映画は普通一人で観るのだが、

この映画だけは、観た後に絶対誰かと話したいであろうことが

予測できていたので、なえちゃんを急遽誘いだし、一緒に観る。

 

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この映画の内容や感情的な感想を書くと、このページだけじゃ足りない。

だからそれは書けない。

けども、恐怖と畏敬の念を勝手に持ち、若い頃から憧れていた方に対し、

ここまでみじかに感じられる日がくるなんて思わなかった。

この映画を観れて本当に良かった。

 

結婚もしたいと思わないし、

子供も欲しいと思わない自分にとっては、

個人的に妙に感銘を受ける言葉が某シーンであった。

 

ミチロウさんが車中の中で話すホピ族の話が印象的であり、

どの言葉をとっても、誰よりも貴重な言葉を発している。

 

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プログラム購入。ミチロウ祭りも行きたい。

帰りの電車内で読んで夢中になりすぎて、降りる駅を忘れた。

 

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女性4人バンドの「赤痢」というバンドが好きだったのだが、

たしか、スターリンに影響を受け、バンドを始めたのではなかったかなあと、

ちょっと思い出していた。

もしかしたら、違うかもしれないや、

最近、記憶が曖昧なことがどんどん増えている、困ったな。

 

自分の好きなモノや人に対しては、

もっともっと、どんどん吸収したいから、

お願い、まだ、クリアな記憶を保存するスペースを頭にください、

と、願ってみる。

 

 

 

 

 

淫ビデオテーション

このご時世、自分のテレビは、テレビデオだ。

14インチのテレビデオ

そして、本日常連のお客様より、貴重なロマンポルノをいただいたので、

テレビデオで観れる。

 

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女優さんの艶っポイ顔が中心にきて、

その周りがピンクのパッケージの、

この様が最高にたまらぬし、

タイトルの文字のバランスも何とも言えないので

コレクションのしがいがある。

お店が終わり、深夜の時間帯、

持ち歩くビニール袋の中に、まさかこのような

ロマンポルノのビデオが入っているとは誰も知るまい。

 

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エクステっぽい髪が最近のお気に入りで、

これから、赤や青や緑などの、カラフルな色もつけていきたい。

弱虫ペダルで例えると、

緑は巻ちゃんの色だし、赤は鳴子君、青は真波君。

いや、勿論、弱虫ペダルで、例える必要はないのだがね、

弱虫ペダル熱が冷めないので、敢えて例える。

 

もう少し歳をとり、白髪で真っ白になったら、

映画「キューティ&ボクサー」の、

ギュウちゃんの奥様の乃り子さんのように

白い三つ編みにしたい、という願望を抱いている。

 


映画『キューティー&ボクサー』予告編

 

本日も、マスターと時の早さを嘆きつつ、

人生楽しんだもの勝ちという結論にいたる。

自分には特になにがあるってわけではないけど、

楽しんでおります日々を。

 


古今亭しん朝 二番煎じ

艶っぽいのは、ロマンポルノだけではない。

古今亭志ん朝が、声、仕草、すべてみても、

噺家の中で一番艶っぽいと自分は思う。

贔屓目でごめん、許せよ。

 

二番煎じ、は、今日のような寒い夜にいい話。

猪肉を食べるところに注目ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

どっぷり落語心中

大好きだった漫画がアニメ化し、

声優さんが、どう落語をやるのか興味津々だった。

 

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昭和元禄落語心中」の漫画を読む度に、毎回、泣いている。

とにかく、この作者の「雲田はるこ先生」が描く落語と人情の世界に

感銘を受けすぎて、去年のことになるが、

この年齢になり、人生初のファンレターというのか、

自分も落語が好きでたまらい的な内容をつらつら書いた、

自分語りのはた迷惑な手紙を書いて送ってしまった。

 

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そしたら、なんと、雲田はるこ先生から年賀状が届いており、

最初ポストをあけて手にとった時は、嬉しさで時が止まる。

 

声優さんも、大ベテランさんばかりな中、

やはり凄過ぎて鳥肌ものの方だと思ったのは、

有楽亭八雲役の石田彰さんである。

贔屓アニメ銀魂でいうところの、桂小太郎役をやってらっしゃるのだが、

同一人物とは思えぬ。

 

有楽亭の文字をみていたら、

何故か快楽亭ブラックさんが頭にでてきたが、

快楽亭ブラックさんを初めて拝見した時は、

「いいの?いいの?これ、いいの?」という噺の内容でして、

幼い子供がエロ本を初めてみてしまった時の感情に、

おそらく匹敵するのではないだろうかと思った。

その時の内容を書きたいのですが、

絶対文字にして書けるわけがないっていう、もどかしさよ。

 


TVアニメ「昭和元禄落語心中」PV① rakugo shinju animation PV1

 


人間椅子「品川心中」[PVフル]

 

人間椅子のライブに今年も行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッカン!ドッカン!

ルミネザよしもとまで、

全日本芸人ネタ選手権を観てくる。

目的の芸人は、永野とヤーレンズとメイプル超合金。

 

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永野のネタは、竹山ロックンロールで、

放送禁止ネタとして披露していたネタで、

まさかそのネタを観れると思わず、

本日拝見できて個人的にとても嬉しい。

 

しかし、斜め後ろの女性の方が、永野のそのネタに対し、

怒りだした気配があり、ネタの最中に、

後ろで独り言のように、何やらぶつぶつ言い始めた。

あ、危険信号、女性が怒りの言葉をブツブツ何か言い始めてると思った時点で、

こっちとしては、ヒヤヒヤしだすわけで、

ネタ中の永野に向かって何か叫びだしやしないだろうか、

そればかりが若干気になる。

 

気になったついでに、ちらっと、その女性をみたところ、

携帯を取り出して、何かを必死に携帯で打ち始める女性。

どんなにネタが気にくわなくても、ネタ中に携帯をいじるなんて、

あなたの行為は芸人に対し失礼だし、周りにも迷惑なんだが、と

悲しく思うのです。

 

だれが、優勝するのか、この先も、きっと気になるし、楽しみ。

 

笑う人もいれば、本気で怒る人もいる、

そんなネタを、生み出す永野は、わくわくもするし、

ひやひやもする、まるで高い場所の吊り橋のようだな、と、

勝手に思った。そこが魅力なのであろうなあ。

 

人を笑わす芸人という職業の人は、本当凄いと、

これまたつくづく思う。

落語を拝見する時の笑いとは、

またちょいと、違うのだけど。

 

本日の寝る前の落語は、百栄ちゃんで決まり。

 


【ラジオ寄席】落語 春風亭百栄 「浮世床」